
国際線特典航空券をどう取る?
ANAの国際線特典航空券は時期や搭乗クラスによってかなりお得になりますが、予約を取るのが難しい側面もあります。
しかし!
コツをつかむことで一見予約不可の目的地でも予約できることがあります。
この記事では、予約が難しいANA国際線特典航空券を取るワザをご紹介します!
ワザはたくさんありますが、特に有用なワザは以下6つだと思っています。
- 早く取る
- 提携航空会社特典航空券を取る
- ご近所の空港発着を諦める
- オープンジョーを使う
- トランジット&ストップオーバーをフル活用する
- 日本発着を諦める
これから、この6つのワザをご紹介します。
1.早く取る
国際線の特典航空券を取るためにすべきことは兎にも角にも、早く取ること!
とても単純なことではありますが、これに尽きます。
搭乗355日前に予約すれば、人気路線以外は高確率で予約可能でしょう。
ただ、私はここまで先の予定を読みづらいこともあり、あまり実践できていません…
ではどのように特典航空券による旅行を実現しているか?
2番以降にお進みください!!
2.提携航空会社特典航空券を取る
ANA便だけで目的地に行こうとすると、便数もかなり限られます。
必要マイル数は若干増えてしまいますが、
スターアライアンス加盟航空会社やANAの提携航空会社もうまく使うことで、
選択肢は大きく広がります。
スターアライアンス加盟航空会社には、
シンガポール航空やタイ国際航空、エバー航空など、国際的に高い評価を受けている航空会社がたくさん!
特に上記の航空会社は日本発着の便をかなりの数飛ばしているので、うまく使うことで選択肢は数倍に膨らみます。
実際に私もほとんどの特典航空券による旅行でこのワザを使っています。
ただ、これだけではなかなか予約が取りづらい…
3.以降との合わせワザにすることで、提携会社利用の効果は劇的に高まります!!
3.ご近所の空港発着を諦める
あなたはどこ在住でしょうか?
例えば東京在住であれば、羽田空港または成田空港を発着地にするのが普通です。
ただし、日本にはほかにも多くの国際空港があります!
そこで使える裏ワザが、
東京から関西や九州の空港に移動し、その空港から目的地に移動すること!
例えば東京在住で台北行きの特典航空券を取りたい場合、
羽田→台北 に絞るのではなく、
羽田→関空→台北 や 成田→福岡→台北
など指定することで、選択肢は大きく広がります。
実際に私もほとんどの特典航空券による旅行でこのワザを使っています。
ただ、これだけではなかなか予約が取りづらい…
4.以降とのトリプル合わせワザにすることで、提携会社利用の効果は劇的に高まります!!
4.オープンジョーを使う
オープンジョー(=周遊航空券)を使うことでも、選択肢は大きく広がります!!
オープンジョーとは、往路の目的地と復路の出発地を別の場所にすることです。
例えばヨーロッパ旅行をする場合、
以下のように往路目的地、復路出発地の組み合わせを変えることで飛躍的にヒット率が上がります。
①往路:羽田→ウィーン 復路:パリ→羽田
②往路:羽田→パリ 復路:ウィーン→羽田
③往路:羽田→ロンドン 復路:パリ→羽田
④往路:羽田→バルセロナ 復路:イスタンブール→羽田
注意点は、往路目的地と復路出発地との移動を自分で手配する必要があること。
ここはLCCや夜行バス、電車など様々な手段が利用できるので、皆さんの腕の見せ所です!
各航空会社で特典航空券用に用意している座席枠は決まっています。
また、路線×曜日によって人気度には差があるので、目的地や出発地を少しずらすだけでヒット率は格段に上がります。
このワザには条件があり、目的地&出発地が同じゾーンに属している必要があります。
具体的なゾーンの定義はANAの公式HPを参照ください。
ANA公式HP ゾーン
私がヨーロッパ旅行の旅程を特典航空券で予約した際は、こちらのワザを利用しました!
(往路:ウィーン着、復路:イスタンブール発)
実体験として、こちらのワザも非常に効果的です!!
5.乗り換え&途中降機をフル活用する
乗り換え、途中降機をフル活用すること。
体感としては、ここまでご紹介したワザとこちらを組み合わせることで、
直前予約でない限りほとんどの路線で特典航空券の予約が可能です。
乗り換え=トランジット(24時間以内)
途中降機=ストップオーバー(24時間以上)
例えばヨーロッパ旅行をする場合、
以下のような乗り換え&トランジットを含む旅程で検索することで、ヒット率が高まります。
①
往路:羽田→台北→ウィーン
復路:パリ→バンコク→羽田
②
往路:羽田→シンガポール→ウィーン
復路:パリ→上海→羽田
なお、ANAの国際線特典航空券予約ルール上、以下のような定めがあります。(2024年5月現在)
- 日本国内の乗り換えは、往路復路で各2回まで可能
- 日本国外の乗り換えは、往路復路で各2回まで可能
- 途中降機は、往路復路を通じて計1回まで可能(乗り換えの1つとしてカウントされる)
- 乗り換え、途中降機できる地点は、出発地-目的地の途中にある必要がある
※途中降機地点までの必要マイル数<目的地までの必要マイル数である必要があります。
6.日本発着を諦める
ある程度直前に繁忙期の特典航空券を狙う場合、1~5を実践しても空きがないこともあると思います。
そんな時は、特典航空券での予約を諦める前に、日本発着を諦めるのもワザの一つです。
日本が繁忙期であっても、海外も繁忙期であるとは限りません。
ソウル発着や台北発着など、日本以外の発着にすることで予約できる確率は格段に上がります。
この場合、海外発着地までの航空券は自分で確保する必要があります。
繁忙期となるとある程度高額になる可能性はありますので、
金額と相談して決めるのが良いかと思います。
6つのワザで、お得に旅行を!!
ここまでご紹介した6つのワザを使い、特典航空券でお得に旅行しましょう!
素敵な旅先がたくさんあります。
ぜひ、特典航空券での旅先、そして経由地としてご検討ください!
私のご紹介する素敵な旅先、経由地
お読みいただきありがとうございました!